イモトアヤコさんの「よかん日和」に感じる、世界を愛でる視点

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こんにちわ、沖 明香です。

先日、なんとなくツイッターを見ていたら、お笑いタレントのイモトアヤコさんが、新しく自主メディアを始めて編集長になったという内容が目に入ってきました。

わたしもライターの端くれ。「自主メディアの編集長」という言葉が気になり、どんなものかなと読んでみたら、とっても素敵だったのです。

今回はそんなイモトアヤコさんのWebマガジン「よかん日和」を愛でながら、その魅力をご紹介します。

目次

イモトアヤコさんってどんな方?

イモトさんのWebマガジンをご紹介する前に、まずはあらためてイモトさん自身のご紹介から

(私が今更言わなくても知らない方はいないと思いますが、、、。)

イモト アヤコ(いもと あやこ、1986年1月12日 – )は、日本の女性お笑いタレント、女優。愛称は珍獣ハンター・イモト。鳥取県西伯郡岸本町(現:鳥取県西伯郡伯耆町)出身。ワタナベエンターテインメント所属。

イモトアヤコ – Wikipedia

おきさや
おきさや

Wikipediaがめちゃくちゃ詳しくて、ちょっと笑いました。ウィキペディアンの本気!

イモトさんはイッテQの珍獣ハンターでめちゃくちゃ有名ですよね。わたしも毎回観ていて、いつも笑わせてもらっています。

わたしから見るイモトさんは、とても面白いのだけれど、仕事に真摯で広い視野を持っている方なの方なのかなって感じています。

そういえば、元相方のバービーさんも、社会や性についてユーモアがありながらも真面目に雑誌などで執筆されていましたね。

女性芸人さんって、社会の様子も、世間の方たちが自分に求めることも、自分自身のことも客観的に見つつ、でも根っこにクレイジーな部分(面白さ)もある方が多いのかもしれません。

いつかどなたかインタビューしてみたいものです。

「よかん日和」ってどんなメディア?

雑誌

さて、そんなイモトさんが立ち上げた「よかん日和」というメディア。シンプルなんだけど、ほっこりと可愛いです!

よかん日和
よかん日和 イモトアヤコが日常のほんのちょっとの「わくわく」をコラムや動画でお届けするウェブマガジン。人生が楽しく美しくなる人やものを紹介します。

わたしは、この「よかん」と「いよかん」をかけているであろう(元ネタは愛媛の「伊予間、いい予感」だと思われる)SNSサムネイルがお気に入り。

でもPCでみたWebサイトのトップページにランダムに出てくる、世界の風景や、子どもたちの写真もとっても素敵なのです。

イモトさんがそもそも「よかん日和」を立ち上げようと思ったきっかけは、ご結婚での変化、ご懐妊での変化、そしてコロナ禍での活動の変化によって、日々思うことや感じることを表現したくなったからだとか。

とくに、わたしが素敵だなと感じたのが、「よかん日和」のコンセプトなのですが、そのコンセプトは「旅するように暮らす」というもの。

イモトさんは現在のコロナ禍で、なかなか以前のように自由に旅ができない状況になりました。

でも、じつは旅する前の準備するとき、そこでどんなことをしようかとイメージする時間、そのワクワクするような予感や気分を感じることもとても楽しく、それは日常生活の中でも見つけ、生み出されるのではと考えたそうなんです。

これってすごく分かるなあ、と。

なかなかできない非日常の体験そのものも、もちろんとっても楽しいけれど、生きているって日常生活のなかにある。

だからこそ、そのなかに、ときめきや喜び、ワクワク、楽しいをどれだけ見つけられるかって、すごく大事だと思うのです。

おきさや
おきさや

この感覚を、おそらく人の20倍くらいは非日常な出来事を体験しているであろう(笑)イモトさんがお持ちなのも素敵ですよね。

イモトさんのイメージさせ力のすごさ

わたしがイモトさんのメディアが魅力的だなと思った理由に、「イメージさせ力」というものがありました。

イモトさんの記事は、本当に日常の一部を切り取った内容で、ほっこりとさせるものが多く、難しいことを語ったりしているものは、ありません。

それはイモトさんのオリコンニュースでの取材記事で述べている通りです。(このインタビュー記事も丁寧で素敵だった。)

『よかん日和』も自分の好きなモノや人、日々のことを集めて、ちょうどいい丁寧さとちょうどいいズボラさみたいな、私の世界観を発信していく場所にしていきたいなと考えています。

でも、読んでいると不思議なくらい、その情景を頭の中でハッキリとイメージできて、なんかそれいいね!やってみたい!と思わせるのです。

とくに、わたしがいいなと思ったのは、イモトさんが買われた竹かごの話なのですが、わたしも日本の伝統工芸品に興味はあるものの、竹かごって購入してもどうやって使おう、という使い道がイメージしにくい感じが正直ありました。

でも、それがイモトさんの文章から、嬉々とした竹かごの使い道の妄想や、確かにスーパーでそのまま詰めてもらえるよね!とか、海外のマルシェか~、などなどワクワクが伝搬してきて、え!いいな~ほしい!って思えたんです。

おきさや
おきさや

これがすごいな~と思ったんですよ。

どういうことかというと、文章で物を売るって難しいです。セールスライティングなどの理論的な構築も必要だし、スキルも必要です。

もちろん、イモトさん自身、今回の記事でなにか売ろうなんて、全く考えていらっしゃらないとは思うのですが、わたしはいつの間にか欲しいな~と感じていました。

それはなぜかというと、イモトさんの文章って「イメージさせ力」がおそらく強いのです。

いくら機能面だけの良さを説明されても、なかなか購入には至りません。

人が何かを買う時には、必ず「感情」が動くのです。とくに、女性はそれを手にした時、こんな風になれるかも、こんな風な楽しいことが起きるかも、という未来の期待値で購入をすることも多いです。

イモトさんは、この短い文章の中で、自然と読み手にその情景をイメージさせたり、感情を共有することが上手なのだなと感じたんですよね。

きっとご本人が本当に素敵と感じていて、ワクワクしているからなのでしょう。こういうのは、理屈じゃなく文章からも伝わるものだから。

メディアをつくるという気持ち

考える女性

あと、もう1つ、わたしがイモトさんのメディアがいいなと思った理由に、あえて自主メディアをつくられたというのがあります。

イモトさん自身、アメブロのオフィシャルブログを持たれているし、そちらに書いた方が断然読者もいるし、いいねもつくし、芸能人のお友達との繋がりもあるし、無料だし、簡単だったはず。

でも、メディアにするっていうのが、きっと本当にひとつひとつのその話や想いを、大事に残したいと思ったのではないかなと感じたんです。

というのも、すごく感覚的な話になってしまうのですが、普段の日記や自身のタレント活動などを記すには、アメブロなどはとてもいいと思うんですが、なんというか、日記のように使うブログは、すぐに記事が流れてしまい、内容が古くなってしまうのですよ。

「個人の感覚や想いを手紙のように残す」「どこを切り取っても質が変わらない」「自分の世界観を丁寧に伝えたい」というような使い方をしたい場合にはあまり向いていないんですよね。

これは以前に書いたブログとSNSとの違い、に似ているのですが。(このブログをビジネスブログにしようとしていたなごり笑)

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なので、自分で自主メディアとしてWebマガジンをつくった、というのは、それだけ一つひとつの想いや言葉を大事にしようとされているのかな、と思いました。

おきさや
おきさや

とはいえ、ご本人に直接聞いたわけではないので、わたしの推測ではあるのですが。

じつは、わたし自身、この記事やもうひとつの趣味ブログを始めるとき、どの媒体を使うか悩んだのです。

たくさんの人に読んでもらうのなら、圧倒的にリブログとかフォロー機能、ハッシュタグ検索などの「つながり」を重視している媒体を使う方が、読まれやすい。

でも、イモトさんのメディアを読んでいて、自分の想いや考えを丁寧に掬いとって、残していくならやはり「自分だけの場所」をまずつくるのが大事かな、と思ったのです。

もっというなら、その場所が心地よいな、一緒に共有したいと思ってくれる人が、そこに集まってくれたらうれしいな、と。

わたし自身、あらためてその気持ちを大事にしようと思いました。

まとめ

世の中には、たくさんのブログもあるし、メディアもあるし、どんな使い方をして、どんなことを伝えるかって、本当に人の数ほどあります。

そしてそれは、人を喜ばせるものもあれば、人を悲しませるものもある。わたしはどちらのものがあっても構わないと思っています。

ただわたしが書くなら、見るなら、人を喜ばせ幸せにするものを選ぶし、そういうメディアさんが増えればうれしいです。

おきさや
おきさや

そして、素敵だなと思ったら紹介したいし、分かち合いたい。

今回は、イモトアヤコさんの新しい自主メディア「よかん日和」がそれにぴったりで、わたし自身に素敵な「よかん」を与えてくれたので、ご紹介させていただきました。

これからも楽しみに読んでいこうと思います♪

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